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ハインケル He 50 : ウィキペディア日本語版
He 50 (航空機)[えいちいー50]

He 50 は、ドイツのハインケル社で製作され、第一次世界大戦第二次世界大戦の間にドイツ空軍等で使用された単発の爆撃機である。元々は日本海軍からの発注による水上、陸上用の急降下爆撃機として開発されたが、国防省が同時に発注した増加試作型がドイツ空軍に採用された。ドイツ空軍初の制式急降下爆撃機で、Hs 123Ju 87が登場するまで第一線部隊で使用された。
== 概要 ==
1931年に日本海軍は、250kg爆弾搭載ができカタパルト射出が可能な水上、陸上用の急降下爆撃機をハインケル社に発注した。ハインケル社では1931年夏に試作1号機を完成させたが、その改良型に国防省が注目し増加試作機3機を発注することとなった。増加試作機は650hpの空冷エンジンに金属製3枚翅のプロペラを有した羽布張りの複葉機で、最大500kgの爆弾を搭載することができた。テストの結果は優秀で、1933年に制式採用され約60機生産された。その後、エンジンにカウリングを付けるなどの改修をした型も若干数生産された。
He50はドイツ空軍初の制式急降下爆撃機だったが構造的には旧式の機体で、Hs 123Ju 87が登場するとすぐに第一線部隊から引き上げられて、訓練用に使用されることとなった。しかし、第二次世界大戦中の東部戦線において夜間侵入爆撃任務に旧式の機体が大量投入されるのに伴い、本機も1943年春から夜間爆撃任務に就いた。この任務では1944年夏まで現役であった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「He 50 (航空機)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Heinkel He 50 」があります。



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